祝!!令和元年だからこそ知りたい!日本神話から読み解く日本建国の歴史 VOL1
ブロクを読んで頂きありがとうございます。さて、今回ですが先日、京都、奈良と日本の歴史ロマンを辿る旅に行ってきました。そこで発見した日本建国にまつわる謎に迫ってきたので、是非皆さんに共有したくて今回ブロクを書きます。今回は1度では語り尽くせないので、シリーズ化して何回かに分けてお送りします。今回は記念すべきシリーズ第一回目!是非最後までお付き合い下さいませ。
因みに僕なりの考察展開が多々含まれるので、全てを鵜呑みにせず、こういう考えも一理あるというような暖かい目線で読んで頂けると有難いです。
日本の歴史教育では教えてくれない???
日本の日本史の教育は曖昧な部分があります。例えば、石器時代➡️縄文時代➡️弥生時代➡️卑弥呼がいたらしい➡️なんやかんやあって➡️大化改新。ここのなんやかんやあっての部分で?????????っとなってしまうのです。余談ですが、聖徳太子が今の小学校の歴史教育では出てこない事もびっくりです。ではなぜ日本の学校教育では神話は教えてもらえないのか?日本の学校教育では古事記や日本書記は、歴史ではなくあくまで神話としての位置付けになります。なぜなら、歴史的な文献や物的な証拠が不十分なので日本の歴史ではなくおとぎ話に近いのです。しかし日本人にとって天皇という存在はなんなのか?神話から代々繋がっている日本の皇族を紐解くと意外と面白いのです。
神話時代の天皇系図
神話に登場する三種の神器
日本の天皇家で実在が確認されているのは崇神天皇以降となります。この表はそれより前の神話の時代、日本建国前の時代の系図になります。
始まりは伊邪那美命(イザナミノミコト)と伊邪那岐命(イザナギノミコト)との間に生まれた三神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)月読命(ツクヨミノミコト)須佐之男命(スサノオノミコト)。特にこの天照大御神(女性神)と須佐之男命(男性神)の二人の物語が多く神話として残っていきます。諸説ありますが簡単に説明しますと、雨を降らしたり雷を落としたり、風を起こしたりと悪さをする弟(スサノオ)に怒ったか悲しんだかで、姉(アマテラス)天岩戸に身を隠し、そこから出て来なくなったことで、地上から光がなくなった。それに困った民衆は岩戸から出てもらうために祭事を行い岩戸から出そうとした。その祭事で使われたのが八尺瓊勾玉。それに加え、猿田毘古(サルタヒコ)という神が八咫鏡をアマテラスが居る岩戸の前まで持っていき、鏡に映る自分の姿に魅せられて岩戸から出てきたことで、地上にまた光が戻りました。その後スサノオは出雲の国に降りてそこでは英雄となる。
英雄伝説として有名なのがヤマタノオロチ退治である。出雲で若い女性が大蛇に食べられる事件が多発し、そこに奮起してスサノオ自ら退治に行く。ヤマタノオロチの好物である酒の入った樽を罠にして、それを飲んで酔ったヤマタノオロチを切った際に、ヤマタノオロチから出てきたのが草薙の剣になります。この三種の神器が日本建国に重要な役割を果たしていきます。
大物主大神
先程の神話時代の天皇系図に赤丸で囲ってあるのがこの大物主大神になります。スサノオの末裔というか婿養子のような関係です。スサノオの娘を嫁にして、大和国を建国もしくは繁栄の為、神の御言葉に導かれ、今の奈良県桜井市にある三輪山に鎮座しました。そしてそこにある神社こそ日本最古の神社。大神神社(おおみわじんじゃ)になります。
今回はここまで!次回は大神神社の謎に迫っていきますので乞うご期待!!!
*諸説あり